ベンダー交渉

ベンダーとの交渉⑤ 【 ベンダー選定の評価シート 】

机の上に高級感のあるペンがある様子

どうも、木谷です

ベンダーの選定に使う評価シートを作成していきましょう

机の上でパソコンやノートを広げて話している様子
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ITベンダーに会う前の心得などを書いてるのでぜひこちらの記事もお読みください

ウェイトは予め決めておく

評価シートをすぐ作りはじめるのは少し待ったです

一つだけやっておかなければならないことがあります

それは、自社が「何を重視するか」です

つまり、絶対に予算以内に収めることが第一なのか、スケジュールを守ることが大事なのか、それとも実績重視なのかというものです

このウェイトは後の、ITのベンダー評価シートにも活用しますので、予め決めておいてください

重視する部分にウェイトを振り分けてみましょう

  • 業務要求
  • 費用
  • スケジュール
  • 実績
  • その他

これら5つの指標にウェイトを振り分けて、合計が100になるようにしてみましょう

下の例は、バランスの良い形です

業務要求 40
費用 20
スケジュール 10
実績 10
その他 20

一度参考に作ってみましょう

ITベンダー評価シートの作り方

では、さっそくベンダー評価シートを作っていきましょう

テンプレートダウンロード

以下のボタンからダウンロードできます

テンプレートの使い方

少しだけ使い方をご説明して今回は締めくくろうと思います

ITベンダー評価シート

記入してもらうのは、基本的に「白い背景部分」になります(A社・B社などは変えてください)

ベンダー評価シート

まず、この評価項目には、ベンダーを評価するための基準項目を記します

要求する機能や、求める実績(100社以上の企業導入実績)、365日運用は可能か、など重要なものから羅列していきます

ベンダー評価シート

次に、前のトピックで触れたウェイトを調節します

例えば、費用の中のイニシャルコストとランニングを重視するならウェイトは10などと大きめな数字にします

振り分けたウェイトがカテゴリーごと(業務要求・費用・スケジュール・実績・その他)でどのようになっているかはページの下のほうに計算されます

ウェイトの合計が100になっているかも注意してください

ベンダー評価シート

次に、ベンダーをそれぞれの5段階評価で項目ごとに評価していきます

例えば、スケジュールにおいて「短期で導入ができるか」という基準でA社は5点、B社は2点というように評価していきます

すると、記入した部分の右の緑色の部分が「評価×ウェイト」の計算を算出してくれます

あとは、ページの下のほうにあるベンダーの点数比較で、点数の高い会社を選ぶのみの作業です

次回は、いよいよスコア決めです!

たくさんの人が手を挙げて賛成している様子
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